fbpx

システムゲートウェイ

「いま、どんな感じ?」ジェリコがそう尋ねる。

「いま、どんな感じなんだろう?」 わたしは言葉に詰まる。なんと答えるべきなのか。 首のまわりはビーズのように汗をかいている。口の中はどうにも乾ききったまま。 からだの下にある古いクッションは固く、すり切れている。 わたしの指と指とをつなぐケーブルが熱を帯びる。

「ホッパーで千フィートはぶっ飛ばそうとしてるみたいな。パラシュートもなしに」わたしは目の前のホログラムに緊張の笑みを向けた。 我が子を誇らしく見守る親のような顔をしたジェリコが、机の上のコンソールで笑い返す。 「本当に大丈夫なの?」

「ランが? いや、全然だね」からかうように返した。 「だが。そのケーブルの先には別世界が広がっている。その世界を満たすのは、魔法や驚異、神秘に──」

「あと、お金」わたしは割って入ると、端子を首に挿す。

「あと、お金だ」彼はうなずく。

さあ、ジャックインだ。

システムゲートウェイ・スターターパック・カバーイメージ

システムゲートウェイは、Null Signal Gamesによる基礎セットです。 これさえ購入すれば、すぐにプレイして、ネットランナーを遊ぶためのすべてを学ぶことができます。 収録されているカードはいずれもシンプルかつパワフル。どのプレイヤーにとっても重要なコレクションとなるでしょう。

システムゲートウェイ・スターターパック1つとNull Signal Gamesラーントゥプレイ・ガイドがあれば、2人でネットランナーを遊ぶ方法を学べます。

要点

  • 発売日:2021年3月28日(オリジナル英語版)
  • 収録物:77枚の新カード(スタンダードで使用可能な73枚のオリジナルカードと、同じく2枚の再録カード、および2枚のチュートリアル専用ID)と、補助キット
  • カード総量:205枚のプレイ可能なカードと、補助キット
  • セットシンボル:ポータル
  • NetrunnerDB 内でのセット略称:sg裁定

システムゲートウェイを手に入れよう

システムゲートウェイは、 スターターパックとデッキビルディングパックの2つに分かれています。 別々に購入してから、まとめて1つにして遊ぶこともできます。 揃えることで、完全なパッケージになります。

システムゲートウェイの全カードは、スターターパックデッキビルディングパックの両方を1つずつ購入することで入手できます。


どのショップを利用するかでお悩みですか? Null Signal Gamesの用意したPurchease Guide(リンク先は英語)をご覧ください。


システムゲートウェイ・スターターパック

システムゲートウェイ・スターターパック・カバーイメージ

システムゲートウェイ:スターターパックは単体でプレイ可能で、コーポとランナーのデッキが1つずつ収録されています。 スターターパック 今までにない体験をご提供するデュエルデッキで、2人のプレイヤーがネットランナーの遊び方を学ぶことができます。 また、システムゲートウェイ:スターターパックのコーポ・ランナーそれぞれのデッキには、初回プレイ後にさらにデッキをパワーアップさせる10枚の追加カードが付属します。

システムゲートウェイ:デッキビルディングパック

システムゲートウェイ:デッキビルディングパック・カバーイメージ

システムゲートウェイ:デッキビルディングパックはスターターパックの各カードをデッキ上限枚数まで補完するのみならず、各派閥の新IDをはじめとした新カードが収録されています。新規プレイヤーにさらなるデッキ構築の可能性を与えるコンパニオン製品です。

システムゲートウェイ:コンプリートバンドル

システムゲートウェイ:コンプリートバンドル・カバー

システムゲートウェイ:コンプリートバンドルには、システムゲートウェイセット、つまりスターターパックとデッキビルディングパックの両方が収録されています。 スターターパックで楽しみながらルールを学んだら、デッキビルディングパックのカードでさらに世界を広げましょう!

基本製品だけをお望みですか? スターターパックとデッキビルディングパックはそれぞれ別々にも購入できます(上記参照)。 ゲームを学ぶためには、スターターパックだけでも充分です。

ローテーション

2021年3月の発売によってシステムゲートウェイはただちにスタンダード・フォーマットとエターナル・フォーマット、さらにはNull Signal Gamesの新フォーマット「スタートアップ」で使用可能となります。競技レベル・イベントには、2週間の猶予が発生します。 システムゲートウェイのリリースによってスタンダード・フォーマットにローテーションが生じます。 『名誉と利潤/Honor and Profit』SanSan Cycle, System Core 2019, そして Salveged Memoriesは、スタンダードで使用不可となります。

システムゲートウェイのよくある質問

ネットランナーを始めるために必要なのは、システムゲートウェイ:スターターパックです。これにはすぐプレイ可能なチュートリアルデッキ、補助キット、そしてNull Signal Gamesラーントゥプレイ・ガイドが含まれます。

また、サプライとして、ゲーム状況を追跡するためのカウンターが必要になります。

コレクションを完璧にするためには、システムゲートウェイのセット、すなわちスターターパックデッキビルディングパックの両者をお勧めします。 システムゲートウェイ・コンプリートバンドルを購入することで、両者をお得に入手することもできます。

デッキビルディングパック単体では、全カードが十分にそろいません。

システムゲートウェイ・セットをすべて手に入れたい場合は、スターターパックデッキビルディングパック両方をご購入いただけば、全てのカードをコンプリートできます。

これまでの基本セットではカードの数がまちまちでした。それは買ってすぐ遊べることを目指したものでしたが、コレクションを開始するにはやっかいなことでした。システムゲートウェイはこの風潮に抗い、シンプルにすべてのカードを入手できるようになっています。

私たちのオンデマンド印刷方式では、紙のルールブックを輸送するのが困難です。しかしシステムゲートウェイはNull Signal Gamesラーントゥプレイ・ガイドと共にリリースされます。 また、印刷物にはリファレンスガイド・カードや補助キットも含まれます。

システムゲートウェイカードは、スターターデッキを簡単に組みなおせるように下端に印がついています。

カード下端には、塗りつぶされた3つの円が、セットアイコンの隣に描かれています。

1~3個の閉じた円 (●)のあるシステムゲートウェイ・カードは、スターターデッキに使われています。 円の数は、スターターパックにそのカードが何枚含まれているかを表します。 同名のカードの残りは、デッキビルディングパックに収録されています。

カード下端、セットアイコンの隣には、2つの十字が描かれています。

1〜3個の十字(+)のある、10枚のシステムゲートウェイ・カードは、スターターパックの上級者向け「ブースターパック」に使われています。 十字の数は、スターターパックの上級者向け「ブースターパック」にそのカードが何枚含まれているかを表します。 同名のカードの残りは、デッキビルディングパックに収録されています。

カードの下端、セットアイコンの隣に、塗りつぶされた円も、または十字もないカードもあります。

システムゲートウェイの、円も十字もないカードは、スターターデッキには使用せず、そしてそのようなカードはすべてデッキビルディングパックに収録されています。

システムゲートウェイ・スターターパックの箱を開けるだけ! スターターデッキはすでにその中に入っています。

もしシステムゲートウェイ・デッキビルディングパックのカードを使っていて、そして友達にスターターデッキで最初からゲームを教えたくなったら、カード下端にある記号を見てください。 上述のように、ドット(●)はそのカードが何枚スターターデッキに入っているかを、そして十字(+)は、そのカードが何枚スターターパック上級者向け拡張に入っているかを表しています。

Null Signal Gamesの基本セットであるSystem Core 2019とは違い、システムゲートウェイではいずれかの派閥のカードすべてと、すべての中立のカードのみを組み合わせたデッキ構築は推奨されません。

システムゲートウェイはそのように設計されているため、ランナーとコーポのデッキをそれぞれ1つずつ、 スターターパックデッキビルディングパックで、自由自在にカスタマイズできます。 ですが、同時に複数のランナーもしくはコーポいずれかのデッキを単体の システムゲートウェイのみで構築することは困難である、ということにやがて気づかれるかもしれません。

システムゲートウェイ・スターターパックには、中立ランナーIDの《キャタリスト》と、中立コーポIDの《シンジケート》が収録されています。

これらのIDはデッキサイズがカード30枚を下限とし、能力を持たず、影響システムを用いません。 チュートリアル・ゲームでしか使うことはできず、組織化プレイでの使用は不適正とします。

システムゲートウェイに入っている各IDは1枚ずつとなります。

はい。 システムゲートウェイ・デッキビルディングパックにある、スタンダードで使用可能な7枚すべてのIDは、同じ40/15で構成されています。 テストプレイの結果、よりデッキ枚数の少ないほうが、デッキに一貫性を持たせやすいとの結論に至りました。特に、システムゲートウェイのみでプレイする場合にはそれが重要と判断したのです。

システムゲートウェイ・スターターパック内のチュートリアルIDである《キャタリスト》《シンジケート》は、最小デッキサイズがカード30枚で、影響上限を無視できます。 チュートリアルプレイ以外では使用不可能となります。

Null Signal Gamesはゲームのルールを保持、継続することを目的としており、そのための一貫性とわかりやすさを念頭においています。 システムゲートウェイのルール変更によって、おなじみの記述に新たな用語が導入されました。

Major ChangesRules team’s explanatory articleをご参照いただくか(いずれもリンク先は英語)、またはシステムゲートウェイ・リリースノートの公開をお待ち下さい。

システムゲートウェイはテストプレイののちに、かつてのネットランナーのカードを再録することを目的としたコンパニオン製品である、システムアップデート2021と同時にリリースされます。システムアップデート2021は、システムゲートウェイのテーマを補完・拡張するでしょう。 ぜひチェックしてみてください。

特定のカードについての質問

システムゲートウェイの特定のカードについてより詳しい質問はNetrunnerDBの裁定で答えられています。

ネットランナーのようなゲームでは、ルールテキストに独自の文法を用いることがあります。ゲームのルールを充分に記述するためには、時おり、本来の文法からかけ離れる必要があるのです。

システムゲートウェイシステムアップデート2021の開発にあたり、私たちは数値の修整を表現する「持つ」と「有する」を非推奨とし、代わって「される」を用いることにしました。 仮に修整がマイナスなら「ーNを持つ」「ーNを有する」はややこしいものとなります。数がNになるのでしょうか、それともNだけ引くのでしょうか? 「される」を用いて、この問題を回避します。 《ハース=バイオロイド:精密デザイン》のようなプラスの修整では、基本的には「される」を用いています。

経験者ほど、なぜ《ザイア・サデギ:多才な密輸人》の能力が「そのラン中にアクセスしたカード1枚につき1creditを得てよい」でないのか、疑問に思うことでしょう。

「カードの機能は記述通りに」という方針の一環として、私たちは、このザイアの能力に「カードにアクセスした回数」を数えさせることにしました。 古い書き方である「アクセスしたカード1枚につき」とは機能的に同一です。ただ、レアケースですが、ランナーが同じカードに2回アクセスした場合にはより分かりやすい表現となるでしょう。

まれなことですが、カードはアクセス・ステップ中に移動できます。 ランナーが《細菌プログラミング/Bacterial Programing》を複数カードへのアクセスの途中で盗んだ場合、通常の順番どおりのアクセスが、この計画書の能力によって中断されます。 HQへのラン中に、ランナーが《キツネ》のサブルーチンを解決したあとは、さっきのものと同一であろうカードにアクセスすることがあります。

そのときに、「アクセスしたカード1枚につき」という能力は混乱を招きます。まるでカードの枚数を数えているかのようですが、もし《キツネ》があなたに《ヘッジファンド》を見せて、その後HQに侵入したあなたがHQを見たら、あなたのアクセスした枚数は1枚?それとも2枚? コーポは一体どうすればその《ヘッジファンド》があなたの見たものと同じだと証明できるのでしょうか?

このことは以前、《オベラス/Obelus》の「アクセスしたカード1枚につき」の能力のための裁定で、「ランナーが同じカードに複数回アクセスしたら、それは2回アクセスしたものとして扱う」と明文化されました。 ですが読み手にとっては、これは非直感的です。だって「アクセスしたカード1枚につき」って書いてあるけど、実際は「カードにアクセスした回数につき」じゃないですか! カードの枚数を数えず、アクセス数を数えましょう。 そんなことから、私たちは、裁定に頼る必要もないような記述通りで一義的な機能になるようザイアのカードテキストを改めたのです。

ザイアは《地道な作業》の成功したランで、3creditを、または《脱獄》の成功したランで2creditを……ご期待通りに得ることができます。もちろん、そのサーバーのルートの強化1つにつき、1creditをも追加で得ます!

はい。 《互恵》の該当箇所には「スタックからアイスブレイカーを1つ探し、公開する。 このターンにランが成功している場合、それをインストールしてよい。」とあります。

原則として、それが「click:カードを1枚インストールする」という基本アクションであれ、カード能力によるものであれ、カードをインストールするにはインストールコストが必要です。 私たちはルールの例外のみを詳述します。ですから《互恵》のように「すべてのコストを無視する」と書いていない能力の場合は、あなたはコストを支払う必要があります。

スターターデッキ・リスト

スターターカード

ID:キャタリスト

  • 2 《慎重に事を運べ》
  • 2 《創造的委託》
  • 2 《VR休暇》
  • 2 《オーバークロック》
  • 3 《脱獄》
  • 3 《確実なギャンブル》
  • 1 《ドックランド・パス》
  • 1 《ペニーシェイバー》
  • 2 《クリーヴァ―》
  • 2 《カルメン》
  • 2 《ユニティ》
  • 2 《メイフライ》
  • 1 《レッド・チーム》
  • 2 《テレワークの契約》
  • 2 《スマートウェアの販売屋》
  • 1 《言葉の可塑性》

これらのカードの下端には、円の印がついています。

ランナーのカード(下端に円付き)

ブースターパック

  • 2 《山猫ストライキ》
  • 2 《互恵》
  • 2 《DZMZオプティマイザー》
  • 2 《リーチ》
  • 2 《コンジット》

これらのカードの下端には、十字の印がついています。

ランナーのカード(下端に十字つき)

スターターカード

ID:シンジケート

  • 3 《オフワールド事務所》
  • 2 《メッセージを送れ》
  • 2 《超電導ハブ》
  • 2 《ニコ・キャンペーン》
  • 2 《イラクサの暗号》
  • 2 《リゴリス採掘許可証》
  • 2 《ブラン1.0》
  • 2 《ディヴァイナー》
  • 2 《カルナ》
  • 3 《パリセード》
  • 2 《タイズ》
  • 2 《ホワイトスケープ》
  • 2 《絶え間ない発売》
  • 2 《政府の補助金》
  • 3 《ヘッジファンド》
  • 1 《モーネガルム・スカンクワークス》

これらのカードの下端には、円の印がついています。

コーポのカード(下端に円付き)

ブースターパック

  • 2 《軌道優勢》
  • 2 《ファンハウス》
  • 2 《公共トレイル》
  • 2 《予測陳列計画》
  • 1 《報い》
  • 1 《アメイズ・アミューズメント》

これらのカードの下端には、十字の印がついています。

コーポのカード(下端に十字付き)

関連情報